48 ヴィヴィアン・マイヤーを探して

2013年の映画だが、日本公開は今年。無名写真家だったヴィヴィアン・マイヤーの遺作から、その人物像を探っていく映画。死後作品が有名になるパターンでは珍しく、売れなくて死後評価されたのではなく、発表していないという点が謎めいた部分を残している。また本人のセルフポートレートも見られるが、不思議な面影をした女性である。乳母をやっていたらしいが、どんな仕事ぶりだったかも興味をそそられる。
映像を通して見る写真は、写真に詳しくない自分が見ても惹かれる物がある。物語を観て、ヴィヴィアン・マイヤーの性格だから出来たと思う部分もあるし、その性格だから活動や生活に問題ががあったのでないかと思うと、本当に誰か創作活動をするパートナーがいれば……と思わずにいられない。